FXの確定申告における、所得ごとの税率についてわかりやすくご紹介致します。

申告内容の訂正

FXで利益を上げて確定申告が必要になり、自分でしっかりと計算した上で申告したが、あとから申告内容に誤りがあることが発覚した場合、申告内容の訂正が必要になります。
この訂正方法には主に2種類の方法があり、本来の税額よりも多かったときは更正の請求、少なかったときは修正申告を行うことになります。

更正の請求をするには、更正の請求書に必要事項を記入した上で所轄の税務署へ提出しなければならず、原則として申告期限から1年以内が更正の請求の期間となります。
提出後、税務署による内容の確認があり、その内容が正当であると認められた場合は減額更正の通知と払いすぎた金額の還付が行われます。
また、修正申告をするには、更正の請求同様、指定の修正申告書に必要事項を記入した上で所轄の税務署への提出が必要で、税務署から申告漏れの指摘があるまでは何度でも行うことができます。
修正申告によって、新たに納税することになった税額は修正申告書を提出する日までに納める必要があり、加えて、納期限の翌日から完納するまでの期間に対しての延滞税がかかりますので、あわせて納付することになります。

これらの方法を行えば申告内容を訂正することができますが、はじめの申告内容に誤りがないことが一番ですので、何度も確認した上で確実に確定申告を済ませるようにしましょう。
書類の作成や手続きの仕方など、なにかご不明な点がある場合は所轄の税務署にお問い合わせください。